脳内ポイズンベリー(2022年9月10日)Nounai Poisonberry(10 Sep, 2022)
見た目も心もギャルに!!
東京都中央区の「明治座(8月26日〜9月6日で全15公演)」と大阪市中央区の「クールジャパンパーク大阪 WWホール(9月10日〜12日で全4公演)」の日程で、舞台「脳内ポイズンベリー」が開催されました。
秋の気配も近づきつつある9月10日、留里ちゃんが出演する舞台「脳内ポイズンベリー」を観劇しました。
先月の「シーボルト父子伝」に続く舞台出演2作品目となり、どんな演技を披露されるのか楽しみでした。
本作は何らかの選択を迫られた際の心境描写を脳内に住む男女の会議という形で表現していて、留里ちゃんは主人公「櫻井いちこ」が気になっている年下男子「早乙女亮一」の元彼女「あずみ」を演じられました。
留里ちゃんが演じた「あずみ」はギャル役で、金髪とギャルメイクを施した留里ちゃんの容姿は、いつものイメージとは全く違う側面を持つギャップが新鮮で、その様子がたまらなく魅力的なギャルでありました。
留里ちゃんが自分らしく無理なくギャルになりきっている姿を観て、微笑ましい気持ちになり、言葉遣いや立居振舞など、その一挙手一投足を一心に見入りつつ、留里ちゃんの「頑張る姿は美しい」と感じました。
前半の怒っている「あずみ」では自分の感情を「早乙女」に全力で吐き出し、後半の喜んでいる「あずみ」では「いちこ」を元気に励ましたりと、自分を貫いて生きるギャルの心情を、見事に表現されていました。
出演者の方々の素晴らしい演技で物語に惹き込まれ、「いちこ」の脳内の5つの感情をつかさどるメンバーが繰り広げる脳内会議も面白くて、人間が抱える内面の葛藤が上手く描写された楽しい舞台でありました。
初舞台は女医役、本舞台はギャル役と、新しい留里ちゃんを観るのはいつも興味深く、今後も様々な役柄を通して、演じられる役の幅を広げていかれる中で、どのような新たな一面を見せてくれるのか楽しみです。
今回はギャル役ということで研究もかなりされたと思いますし、留里ちゃんの笑顔の裏にある計り知れない努力、表には見えない色々な努力が作り上げたものが形となって体現された「あずみ」に感動しました!!
〜 ギャルとして全力で駆け抜けた舞台より 〜
Made by Galleria. 【開催地】大阪市中央区大阪城 クールジャパンパーク大阪 WWホール