ジョイントコンサート*一部*(2018年5月5日)Joint Concert Part T(5 May, 2018)
二人の歌姫が魅せた「和」!!
茨城県の「石岡健康センター」で、「鈴木杏奈&竹野留里ジョイントコンサート」が開催されました。
THEカラオケ★バトルのカリスマ少女二人による初ジョイントということで、二人のファンの方々を含め、非常に多くの方々が来場され、会場である大広間(最大300人収容)が埋め尽くされる中、行われました。
*一部* 14:00〜 鈴木杏奈 竹野留里
優しい穏やかなイメージを連想させる、爽やかな水色の着物でステージに登場した杏奈ちゃん。
中学生とは思えない大人っぽさがあり、今後益々女性としての魅力に輝きが増していくことと思います。
「アジアの海賊」を皮切りに、「すずめの涙」「鳥のように」「捨てられて」「初恋えんか節」「能登半島」を披露され、昨年6月のTHEカラオケ★バトルコンサート以来、杏奈ちゃんの歌声を聴きました。
「鳥のように」の歌唱後のMCでは、「皆さんどこから来たんですか?」と尋ねられ、大阪や名古屋など、遠くから来た方々もいて、今日のステージを楽しみに、全国各地からファンの方々が来られていました。
とても大人びた伸びやかで艶のある、明るさと哀愁を兼ね備えた愛らしい歌声は、柔らかに聴いている者の心を和ませ、ステージ上での堂々とした歌いっぷり、そしてパフォーマンスも貫禄がありました。
落ち着いた大人のイメージを連想させる、洗練された黒色の着物でステージに登場した留里ちゃん。
春から大学生となり、大人への階段を上り始め、女性としての魅力により一層輝きが増してきました。
「人生一路」を皮切りに、「なでしこ桜」「望郷じょんから」「追分みなと」「帰ってこいよ」「まつり」を披露され、先月に出演された「ゴールデンマーケット」に続いて、留里ちゃんの歌声を聴きました。
「追分みなと」の歌唱後のMCでは、「暑くて汗をかいたので・・・」と、胸元から出した手拭いで汗を拭い終えると、パッと広げて、留里ちゃんオリジナルの手拭いであることを宣伝した所は、お見事でした。
こぶしが効いたとても迫力のある、華やかさと麗しさを兼ね備えた雅やかな歌声は、血が騒ぐように聴いている者を心躍らせ、ステージ上での圧巻の歌いっぷり、そしてパフォーマンスも風格がありました。
THEカラオケ★バトルで名勝負を演じて番組を盛り上げてきた二人が、良き友として一つのステージ上で、個々の持ち味を存分に活かした人に聴かせる(魅せる)歌唱を、温かな雰囲気の中で披露されました。
小さい頃から地元の民謡教室で歌声に磨きをかけた杏奈ちゃん、同様に小さい頃から民謡で歌声に磨きをかけた留里ちゃん、二人の優雅な歌声、二人が一曲一曲大切に想いを込めた歌唱が、会場を舞いました。
それに応えるように、来場者の方々からの手拍子・拍手・声援が鳴り響き、大変な盛り上がりとなり、情感たっぷりに歌い上げる二人の歌声は、来場者の方々に特別な感情を抱かせると同時に魅了していました。
女性らしい潤いのある彩り豊かな二人の歌声は、ため息のでるような素晴らしさがあり、聴く者に様々な情緒を感じさせる響きは本当に聴きごたえがあり、二人の「内に秘められた魅力」が解き放たれていました。
最後は「吉原ラメント」がデュエットで披露され、心地良く響く津軽三味線の音色に乗せて、二人が魅せる儚げで美しい歌舞に、会場もより一層盛り上がり、来場者の方々の気分が最高潮に達した瞬間でした。
二人が奏でる優美な歌声とともに、日本舞踊の舞を踊る留里ちゃん、和傘を持って可憐に佇む杏奈ちゃん、その二人の艶やかな姿は、どこを切り取っても絵になりましたし、観る者を誘い込む魅力的な演出でした。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の言葉の如く、抜けるような輝きを放つ二人の凛々しい姿は、温かみがあってしとやか、人を包みこむような美しさがあり、まるで実の姉妹のように見えました。
二人とも日本伝統の「着物」が良く似合っていて美麗、さらに着物姿で日本の心である「演歌」を熱唱する様も華美で、「運命の出会い」から約二年経過した今日、二人による「夢の華振舞」が実現しました。
二人が表現したもの・・・それは、日本的な「和(の文化)」、さらには互いに相手を大切にし協力する「(人の)和」であると感じた、まさに「聴かせて、観せて、魅せた」、最高のステージでした!!
〜 二人の歌姫が和の心を伝えた子供の日より 〜
Made by Galleria. 【開催地】茨城県石岡市 石岡健康センター