U-18新四天王 民謡日本一の秀才理系女子(Bブロック④)
新たな伝説の始まり!!
北海道室蘭栄高校。
道内屈指の進学実績を誇る、この理数科で学ぶ、竹野留里ちゃん、高校3年生。
4歳の頃から民謡でその歌声に磨きをかけ、15歳の時、史上最年少で民謡日本一に与えられる称号「名人位」を獲得。
そんな竹野留里ちゃんは今年2月、優勝または準優勝で四天王入りできる大会に出場。
「優勝で四天王に入ります!」
しかし・・・Aブロック予選本番直前、佐々木麻衣ちゃん四天王の意地で100点満点。
予選で負ければ、四天王入りのチャンスは潰える。
「私も100点でしょ。それしかないでしょ。」
結果は・・・見事、執念の100点満点。
「もう、どうしようかと思った。100点出された時に。」
そして迎えた決勝戦・・・宣言通り見事優勝、悲願のU-18新四天王の座を奪い取った!
しかし彼女は、これに満足はしていなかった・・・。
「鈴木杏奈ちゃんに勝ってないので。」
これまで、鈴木杏奈ちゃんとの対戦成績は3戦全敗。
まさに最強の宿敵。
今回は新四天王になっての初戦。
狙うは勿論・・・「倒したいと思います。」
だが、宿敵鈴木杏奈ちゃんが・・・またも高い壁となって立ちはだかる。
「はははははっ(笑)。何で毎回・・・。」
前回大会は執念でこの壁を乗り越えた。
果たして・・・2度目はあるのか。
「いっちょやりましょうか。」
100点出さなければ予選敗退。
この最大の危機に挑む勝負曲は・・・坂本冬美「夜桜お七」
堺オーナー:今日は気合い、十分入ってたでしょう?
留里ちゃん:100点ですから、杏奈ちゃんが。もうここは、気合いしかないかなと(笑)。
堺オーナー:杏奈ちゃんは、今の留里ちゃんの歌はどんな風に感じました?
杏奈ちゃん:前の人が100点を出してても、100点を出しちゃうので、ちょっとまだドキドキしてます。
堺オーナー:この番組、もう何回もやらせて貰ってるけど、この戦いほど、激しいものというか、
女性同士の戦いは怖いな~。
柳原さん :あはははははっ(笑)。
松居さん :本物ってこういうことなんだなって思いました。
私今まで、この歌ちょっとものまねで歌ってたんですけど、何てことしてたんだろうって。
堺オーナー:あはははははっ(笑)。
松居さん :本当に失礼しました。
堺オーナー:ご本人はどの位?
留里ちゃん:100点・・・。
堺オーナー:出さなきゃしょうがないんだけどね。
留里ちゃん:はい。もう99.999点も0点も変わんないですからね、この状態は。
堺オーナー:これまた、どんな感じですか?
中山さん :ギブアップって出るかもしれないですね。
堺オーナー:あはははははっ(笑)。
ブロック | Bブロック④ |
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勝負曲 | 夜桜お七(坂本冬美) |
点 数 | 100.000 |
結 果 | 決勝進出 |
備 考 | ③番目に登場したU-18四天王の鈴木杏奈ちゃんと同点で決勝進出 |
今大会の留里ちゃんは「U-18四天王」としてのプライド、そして同じブロックに初出場時からの宿敵である鈴木杏奈ちゃんがおり、いかなる状況でも絶対に負けられない気持ちだったと思います。
先に登場した鈴木杏奈ちゃんに100点を出される展開となりましたが、打倒!鈴木杏奈ちゃんへの強い思いを胸に、この逆境を再び跳ね返した留里ちゃんは、流石の一言であり、凄いとしか言いようがありません。
留里ちゃんの人生において、永久に語り継がれる「新たな伝説の始まり」の瞬間でした。
「あの日の感動は決して忘れない」と自信を持って言える日が、また新たに一つ誕生しました。
留里ちゃんの民謡で磨き上げた迫力ある歌声は、心の中に深く刻み込まれ、深い感動を覚えました。
全国の人々が深い感銘を受けたのみならず、留里ちゃんに魅せられ、心を奪われたことでしょう。
松居直美さんが「本物ってこういうことなんだなって思いました」とコメントしたのが印象的でした。
同点での決勝進出を果たし、打倒!鈴木杏奈ちゃんへの悲願は、決勝での再勝負となりました。